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インドネシアの子供用おむつ事情2022!実際に使ってみたよ

インドネシア語でおむつは「popok(ポポッ)」といいます。また、インドネシアでは「パンパース」というと子供用おむつを指すくらいインドネシア人の間ではパンパースという単語が浸透しています。

今回はインドネシアで買える子供用おむつをいくつか買ってみたので使用感などをレビューしてみます。インドネシアに旅行に行く方や住む予定の方に参考になれば幸いです。

【目次】

インドネシアでおむつはどこで買える?

おむつは何気にかさばるので、旅行のときも持っていかずに現地で購入したいと言う方もいるかと思います。インドネシアではデパートに入っているスーパーからコンビニまで、色んなところでおむつを買えます。

日本はLサイズなら一パック44枚くらいが多いと思いますが、インドネシアでは28枚程度の少し少なめの枚数で販売しています。日雇いの人も多いから、少量パックや1枚単位で売っているお店もあります。

旅行のときなんかは1枚単位で買えるのは便利ですよね(お店によってなので、ない可能性もあるかも)。夫の家の周りでも量販店ではバラ売りがありましたが、コンビニではバラ売りがありませんでした。

量販店のおむつバラ売りコーナー

さらにバラ売りでもパック買いでも値段はそれほど変わらないので、花王ユニ・チャームインドネシアでかなり頑張っているのではないかと思います。バラ売りはどうしてもコストが高くなるだろうし…

伝統的な商店ではこんな感じでつるし売りされています。

インドネシアで売られているおむつは、日本のメーカーからインドネシアのメーカーまでさまざまなので、なかなかなくて買えない…ということは選んだりしない限りは少ないように思います。

※なお、今回購入したのはすべてLサイズのおむつです。

コンビニ(Alfa mart)で購入したおむつ「Sweety Silver Pants」

Sweety Silver Pantsというおむつ。1パックあたり28枚入りで46,900ルピアでした。1枚あたり1,675ルピアということなので、日本よりだいぶ安いかな。コンビニだとこの値段ですが、量販店などもっと安いお店もあるかも。

触ってみると厚みがあってゴワゴワしています。履かせてみると、少し小さめな印象。日本で小さめと言われているパンパースLサイズを使っている娘(12キロ)ですが、それより少しきつそうです。というか、伸びが悪い感じ。Lサイズで11〜14キロまで使えるとなっていますが、かなりスリムな14キロじゃないと厳しいかも。

また、色が変わっておしっこしたかどうかを教えてくれるおしっこサインがありません。マミーポコあたりも少し前にはなかったので、触ったりして確認してましたよね。

日本のほとんどのおむつは、使用後に丸めて止めるためのテープがありますが、このおむつにはありませんでした。それが個人的には一番不便でしたが、その分価格に反映されていると思えばまずまずなのかな、と思います(てかインドネシアのパンツタイプのおむつは軒並み丸めるためのテープがありませんでした!)。

Sweety Silver Pantsのメリットはエンボス加工されているということです。このおむつだけはインドネシア滞在中リピートしたのですが、夫が店員さんに「どのおむつが一番いい?」と聞くとSweety Silverと教えてくれたそうです。確かにエンボス加工があって値段も安いので、悪くないかなと思います。

日本では安いおむつのイメージだけど?「Mamy poko Extra Kering」

バラ売りで1枚あたり2400ルピアでした。なんか見たことあるキャラクターの絵が書いてありますね。このキャラクターって日本だとムーニーのキャラクターじゃなかったっけ?CMで見たような。

7年前にインドネシアのマミーポコを使ったときはいい感じだと思ったのですが、そうでもないかも…?…とはいえ全然使えるレベルです!少し厚みがあるおむつなので、持ち歩くときかさばりますが、値段も高くなく迷ったらこれ!なおむつですね。

エンボス加工はありませんが、ウエスト部分の伸びがよく、お腹が苦しくなさそうです。おむつ自体厚みがあるからかあんまり漏れません。合格!

インドネシアのノーマルタイプおむつ「Merries pants」

日本でもっとも人気のメリーズ。私が行った量販店では高級タイプとノーマルタイプが売られており、ノーマルタイプを購入しました。

ノーマルタイプのパッケージは日本のメリーズのノーマルタイプのメリーズと同様、白っぽい感じ。高級タイプは薄いピンクのパッケージでこちらも日本と同じでした。伸びがよく、こちらも厚みがありますが、履き心地は悪くなさそう。娘はおむつについては言及しておりませんが。

ノーマルタイプはインドネシアの他のおむつと同様、おしりの部分のテープやおしっこサインがありません。この辺を搭載するより値段を安くした方がインドネシアでは売れるのかな?もちろんエンボス加工もありません。

ただ、このときは娘がお腹を下しており、結構おしりがかぶれてたんです。日本でなら間違いなくメリーズのテープタイプをかって様子をみるところですが、私が行った量販店にメリーズテープタイプはなかったんですよね(インドネシアメーカーのはありました)。

本当は高級タイプを買いたかったのですが、他の荷物が多すぎてこれ以上持ちかえれないため、バラ売りのノーマルタイプを買いました。で、ノーマルタイプを使用してみたところ、ノーマルタイプでもかぶれが改善されてました!さすがメリーズ!ノーマルタイプなら値段も安めだし、うちは次もこれかな。

価格はバラ売りで1枚あたり1875ルピアでした。あれ!マミーポコより安い。日本ではありえない現象だ(笑)

珍しいテープタイプ「Fluffy baby diapers」

こちらはインドネシアのメーカーのおむつだそうです。1パック16枚入りで23,600ルピア、1枚あたり1,475ルピアでした。今回買ったおむつの中で唯一テープタイプです。なんか安いので買ってみました!

中はエンボス加工がされていますが、申し訳程度で、Fluffy(フワフワ)というほどではありません。

個人的には、おむつ全体がビニール加工でツルツルなのが気になりました。これ、蒸れるんじゃないかな…?よって、お出かけとかすぐに変えることができないときは使用を控えようと思っています。娘に聞いたわけではないですけどね、蒸れそう。

ですが、絶賛お腹下し中のとき、メリーズもマミーポコもなくなってしまい、仕方なくこのおむつを使いましたが、全然平気でした!!!(笑)おしりの赤みが引いた?ってくらい全然問題ありませんでした。

また、外側全体がビニールで覆われているので、本当に漏れないです。一般的なタイプ(不織布&コットン)のおむつだと便がゆるゆるで量が多いとすぐに堤防が決壊しますが、めっちゃしっかりした堤防って感じです!ビニールなので、水分を通さないんですから。

…と良い点も多いのですが、数回使ったところ、テープを止めてる腰の部分が少し赤くなっていました。なんともおしいおむつだ……

買うときには最終的には床掃除に使おうくらいの気持ちで買ってみるといいかもしれません。ずっとは使えないけど、下痢がひどいときは使えるかな、と思います。肌が弱いお子さんはやめたほうがいいですが、1日に何度も下痢が漏れてその度娘のズボンを洗っていたのでしんどかったので、漏れないのは本当にありがたかったです(夫の実家に帰省中で服もそれほどたくさんあるわけじゃないし)。

インドネシアのメーカーおむつ「Baby Happy Body Fit Pants」

Wings careというインドネシアの日用品でよく見るメーカーが作ったおむつです。量販店にて1パック22枚入り38200ルピアでした。つまり1枚あたり1736ルピアです。

まあまあ伸びがよいです。エンボス加工はありません。丸めるためのテープもありませんが、indikator basah(おしっこサイン)はありました。今回インドネシアで買ったおむつの中で初!

日本のおしっこサインと言えば、黄色が青に変わるタイプがメジャーだと思いますが、このおむつのindikator basahは、おむつが濡れるとマークが消えるタイプでした。完全には消えず、ぼやぁ〜っと残っていますが。

インドネシアのおむつ事情まとめ

インドネシアに住む予定の方も旅行で遊びに来る方もご安心ください。インドネシアにもおむつはたくさん売っています。

とはいえ、日本のおむつの方が品質が優れていることは間違いありません。メーカー名が同じでも、インドネシア仕様になっており日本のものとまったく同じではないので、合う合わないがあるかも。旅行に来る方でお肌が弱いお子さんなら、日本のいつものおむつを持っていく方がいいかもしれません。

今回のおむつの価格はすべて2022年8月にジャワの片田舎のコンビニや量販店で購入したときの価格です。物価の高いバリ島などでは異なるかと思います。ジャカルタの高級デパートでも絶対この値段ではありませんのでご注意ください。