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自宅出産体験談

参照:https://www.photo-ac.com/

私が自宅出産を検討していたとき、ブログや体験談を探しましたが、とても少なかったため、今自宅出産を検討している方の参考になればと思って書きます。

体験談の前に

この記事は自宅出産を推奨するものではありません。あくまでも体験談としてご参考にしてください。自宅出産の場合の最大のデメリットは、緊急時に対応が遅れることです。また出産のリスクは1人1人違います。自宅出産を希望する場合は、リスクとメリットをよく考えてご検討ください。


結論からお話ししますと、私は自宅出産を選んでよかったと思っています。長男のときは総合病院で、次男のときは個人病院で出産しました。なぜか私は助産師に目を付けられてしまいがちなのか、どちらの病院でも嫌な助産師がいて、ただでさえ産後でメンタルがボロボロなのに、助産師からきつい言葉を言われて泣かされることが多かったのです。


自宅出産で生まれた長女のときは、事前に検診で助産師さんと何度も会いますし、この人は信頼できそうだと思ったので、安心して出産に望めました。
でも長女のときも産後1度だけ泣きました。ふと「ああ、女の子が生まれたなぁ…この子もいつか出産するんだろうか。…こんな痛いのに?かわいそうだよぉ~~!!」と考えていたらダーっと涙が(笑)

自宅出産のリスク

自宅近くにNICUや産科のある大規模病院はある?

もちろん自宅出産はリスクゼロではありません(病院で出産してもリスクはゼロではないんですけどね)。自宅出産を検討しているけど、リスクが気になるなら、まず自分が住んでいる場所(出産したい場所)から産科のある緊急病院がどれほど離れているのか確認してみてください。
私の住んでいる場所は、県内でもっとも設備が整っている産科とNICUのあるA大学病院から車で15分ほどです。この地域では、個人病院や中規模総合病院で何かあったらA大学病院に搬送されます。私の場合、自宅出産しても大丈夫かな?と思えた一番の要因はこれですね。

助産師さん選びが大切!事前に不安を解消しよう


リスクを回避するには、助産師さん選びが重要です。助産師さんが出産時に必ず2人態勢で臨んでくれるかを確認してみてください。おそらくほとんどの助産師さんが2人態勢になると思うのですが、過去にはそうでない助産師さんもいたようで、事故が起こっているのは1人態勢のときのようです。

私がお願いしたA助産師さん曰く、出産は必ず2人態勢でなくてはならないそうです。なぜなら、1人は産婦さんを見て、もう1人は赤ちゃんを見ないといけないから。助産師1人ではリスクが高すぎる、物理的に無理だとおっしゃっていました。そのほかにも気になることはきちんと確認してみてください。

助産師なしでも自宅出産できる?

助産師なしの自宅出産を希望する方もいるようですが、助産師なしの自宅出産はやめておいた方が良いでしょう。
助産師なしで出産に臨んだ場合、何かあったときのリスクがとても高くなります。上でも述べたように、自宅出産の最大のリスクは何かあったときの対応が遅れるのことです。助産師さん1人でも危険なんです。助産師なしの出産はあまりにも危険ですので絶対やめましょう。

自宅出産の場合、妊婦検診は?

参照:https://www.silhouette-ac.com/

週数によって変わりますが、基本的に血液検査など検査しなくてはならない週には、助産師さんが提携している医療機関にて検診を受けました。


それ以外は助産師さんが自宅に来てくれて検診を受けました。病院での検診とは違って毎回エコー写真をもらえる訳ではありませんが、上の子がいると病院での検診はなかなか大変だったので、とても助かりました。もちろん検診の無料券が使えますが、助産師さんの交通費のみこちらの負担でした。

ある程度の週数になると、助産師さんはお腹を触っただけで赤ちゃんの位置や向きがわかります。それだけでなくお腹の上から触っただけで赤ちゃんのおよその体重も(!)分かるようでした。

自宅出産の流れ


自宅出産の当日の流れ私の場合、出産した日の流れはこんな感じでした。

  • 24時ごろ おしるし(でもまだ生まれるなんて思ってない。次男のときはおしるしから3週間かかりました)。
  • AM1時 いつもは2~3回しか続かない前駆陣痛が収まらないぞ?時間を図ると15分くらい。
  • AM2時 一旦陣痛遠のく。AM3時 寝ようと思ったのにまた陣痛来る。
  • AM4時 家の掃除をしながら助産師さんに電話
  • AM5時 助産師さん到着(5時半ごろもう一人の助産師さんも)。内診してもらいましたが、まだ5センチくらいとのこと。
  • AM6時 ドゥーラさんも到着!(だいぶ助けていただきました)
  • AM6時半 痛みが強い~~~!ドゥーラさんが腰を押してくれる…すると腰がかなり楽に!!
  • AM7時過ぎ 長女生まれる。胎盤も出る。胎盤見せてもらいました。

とこんな感じでそこそこ安産でした。

自宅出産後の検診はどんな感じ?

助産師さんは、生まれた日から1週間毎日我が家まで通って、赤ちゃんの体重を計ったり、授乳の指導をしてくださいました。そして2週間後にも1度来てくださいました。もちろんいつでも電話で連絡してね、とは言ってくださったのですが、病院のように24時間助産師さんがいてくれる訳ではないので、1人目だと少し大変かもしれません。

赤ちゃんとお母さんの1ヶ月検診は、助産師さんが提供している医療機関で受けました。本来産後の入院中に行う耳の検査は、このとき一緒にやってもらえました。

自宅出産の費用

自宅出産の費用以下は私が自宅出産したときの明細書です。

37週ごろに予約金30,000円を支払い、産後差額の23,000円を支払いました。出産一時金を差し引くとトータルで53,000円かかったことになります。これには出産のお手伝いをしてくれた私がお願いした助産師さんのパートナーの助産師さんとドゥーラさんの費用、産後のケアの費用が含まれます。


長男二男の時は出産一時金を差し引いて11万ほどかかったので、比較的安い料金で出産できたと言うことになります。この費用には病院で出産したら必ず頂ける食事は含まれていません。食いしん坊な私からすると、それだけデメリットでしたね!(笑)でも入院しないということは、好きなものを食べられるということなので、夫に頼んで色々買ってきてもらっていました。

自宅出産のメリット

第2子以降の出産の場合、上の子と一緒にいられる

私は次男を出産したのは夜だったのですが、その病院は夜は人手が少なくなるため付き添いしてもいいのは夫のみでした。そのため、陣痛が来たら生まれるまで長男とは会えず。だれしも通る道なんだけど、長男と一緒に次男を迎えることができなかったのは心残りでした。

陣痛中も赤ちゃんが出てくるときもお家で過ごせる

自宅出産なら、もっとも安心できる自分の家で陣痛の多くの時間を過ごすので、リラックスしてお産に望めました。

費用が安い

あくまでも私の場合です。出産の費用が比較的高いエリアのようで、一時金でまかなえる産院は近くにありません。長男次男のとき安い病院を探しましたが、出産一時金を除いて11万ほどかかりましたが、自宅出産は5万ほどですみました。食費を除いても恐らく安上がりだったと思います。

産後好きなものを食べられる

病院のお祝い御膳を食べられないのはデメリットですが、産後に好きなものを食べられるメリットがあります。例えば、ミニストップのアイスクリームとか病院にいたら絶対食べられないものを家族に買ってきてもらえます。

自宅出産を希望する妊婦さんってどんな方が多いの?

助産師さんからお話しを聞くまでは、自宅出産を希望する妊婦さんと言うのは自然なお産にこだわる方が多いのかな、と思っていました。実際にそういう方は多く、ミルクは絶対あげない、会陰切開したくないといった自然なお産や育児にこだわる方も多いようでした。

ですが、話を聞いていてもっとも多そうなのは上の子供がいるシングルマザーさんでした。シングルマザーの方で両親に頼れないから、という人が自宅出産を希望するようです。
「上の子がいるとね、出産翌日でもお散歩とか行っちゃうのよ~」(!)と助産師さんがおっしゃってました。これを聞いて母は強しだな、と思いました(ペットボトル1本分の出血があることもあるわけですから、絶対に真似しないでください)。

自宅出産まとめ!

参照:https://www.ac-illust.com/main/

この記事は自宅出産を推奨するものではありません。自宅出産するには、妊娠の過程が順調でなくてはなりません。逆子、前置胎盤、前回帝王切開だったなどは自宅出産ができません。

私のように費用が安く済む場合もありますが、メリットとデメリットをしっかり照らし合わせてご検討ください。

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